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PSYCHAMANIA
V.A
(queen victoria records)
K58415


プチ黒魔術系Psych。世の中の主流がハード、プログレに移り変わる寸前のサイケサウンド。Unit4+2もドロドロになってます。ジャケの紫色もgood。











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ベイビーズベイビー
LOVE/Well Well Well
(WEA 日本 1988)
K58415


■関西の方ならおそらく誰でも知ってるバンド、ベイビーズベイビー1988年の7inchシングル。LOVEは踊れるアングラサイケの名曲です。ベースラインがいい感じです。もちろん、太陽の塔の前でメンバーが並んで写ってるジヤケもグッド。是非レコード屋さんで探してみて下さい








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Mandrake Paddle Steamer
V.A.
(BAM-CARUSO PABL033)


■1985年にBAM-CARUSOから再発された7インチ。side Aのstrange walking man という曲は、哀愁を帯びた陰気なナンバーでつまらないですが、side Aのラスト20秒のインストは、フルートがかっこよく、森の中の古城が頭の中に浮かんでくるサイケです。この20秒のために買っても損は無い位かっこいいです。でもこのインストを演奏しているのは、mandrake paddle steamerではないようです。sideBのインストナンバーSteamは、ハードなギタート、オルガンが絡み合う疾走感あるサイケ。  同レーベルの多くのジャケットアートワークを手掛けたP.St.John Nettletonによるジャケットもかっこいいです。Usedレコード屋さんで探してみて下さい。

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THE HIGH TIDE
Letter from a coward/Baby dancing
(sunday morning records 英国)





■80年代初頭、ロンドンでのサイケデリックリバイバルシーンの中心となっていた、MOD PSYCHな洋服店REGAL(ケンジントンマーケットの中にありました。)に出入りしていたお客さんによって結成されたバンドTHE HIGH TIDEの7inch(1981年発売)。万華鏡の中で、キラキラ輝く光のシャワーを全身に浴びながらグルグル回ってダンスしているような気分にさせてくれる、夢見心地のPOP PSYCH。THE HIGH TIDEの曲は、当時のロンドンサイケシーンが分かるコンピレーションアルバム"Splash of coulors" にも入ってます。 usedレコード屋さんで見かけたら聴いてみてくださいね。

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<side A>-The NEW YORK BLONDES
featuring MADAME X
/Little G.T.O

<side B>-Rodney and the Brunettes
/Holocaust on Sunset Boulevard
(LONDON HLZ10574)


■1978年、パンクロックまっただ中の時期に発売されたこの7inch、レコード屋さんで見かけたら是非チェックしてみてください。<side A>は、BLONDIEのデボラ・ハリーで、あーそうですかという内容ですが、かっこいいのは、<side B>のRodney and the BrunettesのHolocaust on Sunset Boulevardの方。まるでpebbles vol.3の様な、effect満載、カオス状態なガレージサイケデリアの世界が繰り広げられています。最高です。side Bをやっているのは、BLONDIEではなく、カリフォルニアのFM放送 Rodney on the ROQSのPUNK DJ Rodney Bingenheimerです。


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onna
コルティジアーナ ダル ベロ/
胸をつつんで・・・
Cupid & Psyche Records (1983)
CP00-0



アンダーグラウンドな漫画家、宮西計三さん率いるonnaの1983年リリースの7inch。 どんよりと淀んだ重苦しい鉛色の空の下、極彩色のお花畑で、鼻をつく甘い花の香りと、花粉に囲まれ、情念と怨念まみれでのたうちまわっている、彼岸の国からこんにちわ的な、死の香り漂う絶望のサイケデリックサウンド。ジャケットのアートワークは、宮西計三さんによる物です。CD化されているので、そちらの方が手に入りやすいと思います。日本のインディーズ系に強いレコード屋さんで探してみて下さい。